コラム始めました
にっぽんのマーケターというメディアで、コラム書き始めました。
EC事業者から見たオムニチャネル|吉川 保男「ECのちょっと先の未来を妄想してます」Vol.1 | にっぽんのマーケター
EC関連情報を収集する中で、これは!と思うことや、実際に実践していることなどを紹介していく予定。
今後はEC事業者との対談とかやってもいいかもなー。
月イチくらいで更新していこうと思っているのでお楽しみに。
ではまた。
ポップアップストアを簡単にオープンできるサービス、SHOPCOUNTER
以前、
で書いたとおり、ポップアップストアを簡単に借りられるサービス、USにはあるけど日本にないんだよなあ、と思っていたら本日、SHOPCOUNTERがローンチされたとのこと!
これで、日本でもポップアップストアがもっと気軽に出来るようになる!
いままではポップアップストアだからこそ、インスタントに手間なくやりたいところなんだけどそれが難しかった。SHOPCOUNTERでそれが可能に!
spice lifeでもtmixのショールーム型ストアのトライアルとして使わせてもらおう。
ちなみに、運営のカウンターワークス三瓶さんは、以前tmixショールームに見学に来てくれた。
ぜひ、東京だけじゃなく、ちょっぱやで他地域にも拡大してもらい、tmixのショールーム型ストア展開をサポートしてもらえるといいな〜!
スポーツカジュアルECブランド、Outdoor Voicesが1.1ミリオンドルの資金調達
スポーツカジュアルECブランド、Outdoor Voicesが1.1ミリオンドル(約1.3億円)の資金調達だそう。
これいいなー。スポーツカジュアルの分野。うまいところをついていると思う。
ランニングするときなどに着るよくあるタイプのはスーパースポーティと言っててちょっと納得。あれ、一応自分も持ってるし着てるけども、意外と恥ずかしい。といってももう慣れたけども。もう少し自分好みのがあるといいなと思っていたんだよな。
健康ブームずっと続くだろうしこういう事業やってみたい。
ちなみにリアルショップは1店舗あり、場所はオースティン。
この資金調達でどんどんリアルショップ増やしていくんだろうけども。
6月に行くNYCにあったらこれは行ってたなー。
日本にもこういう分野で起業する人出てこないかな。こういうファッションテック(Fashon Tech)系のビジネスって、業界またぐから意外と適材が少なさそうだからやれば勝てそうな気がするんだけども。
Warby Parker(ワービーパーカー)のTechCrunch2014/01/25記事訳
Warby Parker(ワービーパーカー)のTechCrunchの記事を意訳してく。
主に自分用(spice life用)なので、誤訳もあるかもしませんがあしからず。
Warby Parker(ワービーパーカー)は2010年2月創業。
この記事は2014年1月なので、創業から3年11ヶ月後の記事。
タイトル:ワービーパーカーがメガネ販売数と寄付数1ミリオンを達成。
内容
ワービーパーカーは2010年から行っている1本買うと1本寄付するというプログラムを通し、1ミリオン以上のメガネを寄付している。
共同創業者兼共同CEOのNeil Blumenthalと話したところ、この告知は大きな感謝がついていると言う。
「大きなマイルストーンの達成だ、お客様に感謝したいし、非営利のパートナーにも感謝したい。世界では700ミリオンの人々がメガネを必要としている。しかしいまだ手に入れられていない。なのでこれは最初の一歩だ。私はそれが解決できる問題であるとより自信を与えてくれたし、もっといろいろな人々と関わっていく必要がある。」と彼は言う。
プログラムが働く方法は以前お客様がメガネを買った、それはほとんどが$95のものだが、ワービーは月末に販売した本数を数えた、 VisionSpringやCommunity Enterprise Solutionsのような非営利のパートナーの1つにある量を寄付した。メガネの販売からどれだけの利益をVisionSpringに寄付することに使ったかはっきりしない、と彼は言った。
VisionSpringによると、563ミリオンのひとがメガネを持つことで視界をもつことができている。
ワービーパーカーのように、パートナーは寄付するためにメガネを生産する第三者のグループを信頼している。
VisionSpringのようなパートナーは、インドや中米にオフィスを持っているが、メガネを寄付したり販売したりして低収入の人たちが自身のビジネスを始めるために彼らを訓練している。彼らが自分たちでメガネの値段をそれぞれがつけられるようにしている。
VisionSpringの2番めの従業員でその後すぐに取締役になったBlumenthalは言う。「インドやバングラディシュの多くの地方のコミュニティでは、大雑把に月収の10%がメガネに払える金額だった。これはインドやバングラディシュの一部では3ドルから5ドルの範囲、中米では7ドルか8ドルだ。」
VisionSpringモデルの美しいところはメガネを販売することによってであり、貧しい受益者よりむしろ価値志向のお客様として手助けしようとしている人々と捉えていることだ。なので彼らは実際に良いカスタマーサービスを提供し、働いているコミュニティにとってのスタイルによってメガネをデザインしている。
VisionSpringは”依存文化”を避け、この方法で続く貢献のインセンティブを創りだした。
メガネは35%大人の生産性を改善し、35カ国で18000人の男女が訓練をうけている。
最も最近の話では、ワービーはこの前の7月に比べほぼ倍の売上だという。
「世界は良いことをしている企業の例をもっと必要としている。ワービーパーカーの取り組みは起業家になろうとしている人たちだけでなくFortune 1000の企業にも刺激を与えることを望んでいる」とBlumenthalは言った。
Warby Parker(ワービーパーカー)のTechCrunch2013/12/20記事訳
Warby Parker(ワービーパーカー)のTechCrunchの記事を意訳してく。
主に自分用(spice life用)なので、誤訳もあるかもしませんがあしからず。
Warby Parker(ワービーパーカー)は2010年2月創業。
この記事は2013年12月なので、創業から3年10ヶ月後の記事。
タイトル:ワービーパーカーが既存の投資家から60ミリオンドルの資金調達とFortuneが報道
内容
ワービーパーカーが60ミリオンドルで既存の投資家からシリーズCの資金調達を行った。Tiger Global Managementがリードし、General Catalyst Partners,Spark Capital, Thrive Capital and First Round Capitalが追加投資した。
このラウンドの資金調達前にキャッシュがショートしてはいなかったようだ。しかし、既存投資家たちから新たにキャッシュを受け取ったことは大きな信用を勝ち得たということでワービーにとってこの勢いは正しいだろう。ワービーはカスタマーサポートチームを増やすことを計画している。Zapposがみんなに見せたように、素晴らしいカスタマーサポートチームを持つことは、大規模な特化型EC企業になると重要な資産だ。
初めは格安のメガネを手に入れられるとしてスタートしたワービー。昔からのブランドを売っているにもかかわらず、中国での自社生産の道を進んだ。中間業者をなくし自社ウェブサイトで販売することで高いマージンを得ている間はとても競争力のあるようになった。最近、NYにブリックアンドモルタルなお店をオープンすることで試している。とはいえ、ウェブサイトが販売の中心の場所だ。
そういえばワービーは、41.5ミリオンを1月にしていた。いまは小さい買収をすることが出来るほどのキャッシュを持っている。しかし、IPOするかどうかについては未だに不明だ。
Warby Parker(ワービーパーカー)のTechCrunch2013/10/31記事訳
Warby Parker(ワービーパーカー)のTechCrunchの記事を意訳してく。
主に自分用(spice life用)なので、誤訳もあるかもしませんがあしからず。
今回の記事は若干横道にそれるが、面白い内容だったので残しておく。
タイトル:EC界のニューカマーGreats、スウィートで手頃なスニーカーを立ち上げ中
内容
オンラインのリテールスタートアップのための頼りになるビジネス戦略に急速になってきている“Warby Parker model”、そのページを作りに誰かが、ウィキペディアに行ったのかもしれない。
最も最近にEC属に加わったのはGreatsだ。Greatsは8月にローンチしたメンズシューズブランドだ。その名前は、スニーカーの歴史において長続きするデザインを速く回転させていくという野心から来ている。それはデザインをマネしているかのように聞こえるかもしれないが、まあほとんどの靴のブランドは他のデザインを繰り返し使っている。ほとんどのメンズウェアのカテゴリとしても。クラシックはひとつもしくはもう一つの形を貫き通している。
彼らの商品は、LanvinやBalenciagaのように高級なラインとして同じ設備で製造されているけれども、ゴールは無駄な部分をなくすことで低価格で高品質な商品を作り出すことにある。靴は$39から$190の間の価格帯で、アーリーアダプターが疑いようもなくスニーカー愛好家に向けてではないうえ、ターゲットは幅広い。
「我々は靴を男性のために作りたい。」と共同創業者のRyan Babenzienは言う。
Babenzienともう一人の共同創業者Jon Buscemiは靴業界の奴らだ。BabenzienはK-Swiss とPumaでブランディングとマーケティングを、BuscemiはGourmet Footwearという別の靴ブランドをすでに創業していた。
この前の4月にエンジェルラウンドとして$500,000調達したが、そしてその時点では銀行口座すら開設していなかった、とBabenzienは言った。8月6日のローンチまでベータ版として事前販売していたし3週間前にようやく配送を行うようになった。
ワービーのように、Greatsはプレスからのたくさんの注目を集めた。GQのブログでクールな好意的意見も含め。今はシードラウンドの調達を考えている。
なによりも、Greatsはレーベルになることを狙っている。クレバーなビジネスモデルを持つスタートアップではなく。我々が話をした時、Babenzienは何度も何度もブランドを作ることを繰り返していた。そしてもっと重要なこととして、製品のDNAが消費者に最初から容易に理解されるということだと確信している。
Greatsはそれぞれ3色展開ある2種類からローンチした。次の年には6種類追加する予定だ。初回生産はスニーカーに集中したが、ブーツなどを2014年末までには追加する予定。
現時点では、利益は60%だが、もっと高く出来ると彼らは考えている。
「これを$120で販売することもできた」、とBabenzienは履いていた$99の黒レザースニーカーを指して言った。「そして誰も何も言わないだろう。我々はリアルな意見をつくりたい」
長期的なロードマップの一部はGreatsをグローバル化することだ。すでにフランス、イギリス、アジア、オーストラリア、カナダからウェブトラフィックが来ていると言う。
「メンズのスニーカーや靴の文化はグローバルだ、5年以内に$100 millionの売上を作りたい。いままでの状況から考えて、それは達成できる。」という。
彼らはまた補助的なカテゴリも取り扱うつもりだ。例えば、靴下なんかは近いうちに取り扱いできるだろう。(他の何よりも戦略的なカテゴリだ)。バッグやスウェットが自然と次の展開になりそうだ。スニーカーは若者向け文化の一部なので、大学生くらいの男性は潜在的な市場として大きな割合を占める。靴から上の洋服を着させる機会を持っている。
彼らは4月から素早く動いている。オフラインの小売の世界にもうまく彼らの製品を投入するのに時間を無駄にしていない。11月9日には100平方のショップをWilliamsburg’s waterfrontの小さなガラスの壁で出来た複合施設にオープンしている。また彼らそのショップを”Field House”と呼び、ヴィンテージなアスレティック風なイメージを参考にしている。お客さんはそこで購入でき、それは彼らの商品を購入できる唯一のリアルショップとなっている。
そのお店だが、週末の12時から午後7時までしかオープンしていない。小売のお店として提供するというよりむしろ、顧客との接点、Greatsの靴をテストする、という視点でいる。
オフラインの場所を持つことは、いつも予定に入っていたけれども、それほど早くはやらないつもりだった。しかし、Williamsburgの場所は安かったし、賃貸もしていなかった。だから彼らは急いでそれを取得したのだ。
Greatsはまた、upscale LA men’s store Unionとフェニックスのスニーカーのメッカ、High Pointの2つに商品を展示しはじめている。どちらも販売用ではなく、他の人気のデザイナーのコンテキストの中でブランドを作ることを重視している。
メンズスニーカーの市場は大きいし彼らの靴はスウィートだ(女性向けは不運にもまだない)。オンラインを中心にしているファッションスタートアップの油断ならない一部はファッションの難しい部分の一部、ラインの声と美的な視点を見つけること、オンライン中心であろうとすることに集中することによく失敗する。若くクリエイティブなデザイナーは年がら年中ビジネスの洞察力がないことで失敗している。しかし、ファッションレーベルはタイトなブランディングと素晴らしい製品を通して、方向性と、達成可能目標が必要だ。Greatsのひとたちはそれを持っている。
Warby Parker(ワービーパーカー)のTechCrunch2013/10/28記事訳
Warby Parker(ワービーパーカー)のTechCrunchの記事を意訳してく。
主に自分用(spice life用)なので、誤訳もあるかもしませんがあしからず。
今回の記事は若干横道にそれるが、面白い内容だったので残しておく。
タイトル:Harry’sが床屋をオープン。オンラインとオフラインの顧客行動の橋渡しを始める。
内容
ワービーパーカーがニューヨークにフラッグシップストアをオープンした数カ月後、共同創業者の Jeff RaiderはHarry’sをブリックアンドモルタルの方向をとった。
明日、その髭剃りを提供するスタートアップはSOHOに床屋とひげそりの”コーナーショップ”をオープンする。
その小さなショップはオールドスクールな彫刻の足置きのある2つの座席を用意している。その後ろにはつやつやした明るいオレンジとネイビーのカミソリのハンドル、身繕いのための商品の削ぎ落としたセレクションがある。“How to Stay Alive in the Woods”や、“The Craft of the Knot”と言った装飾的なコピーが明らかに紳士的な雰囲気を与えているとしても、それはクールだ。お客さんはオンラインでヘアカットや髭剃りの予約ができる。または、予約しにお店に立ち寄ることも出来る。
そのお店はいくつかのことを達成している。それはブランド体験だ。それはその瞬間に商品が売れ、憧れの強いHarry’sライフスタイルにお客様を熱中させる。そして、床屋のためのガイドアプリのヘルプがあれば、オフラインとオンラインの顧客行動のループをクローズする。
Gin Laneによってデザインされたアプリは素晴らしいものだ。床屋はお客さんのヘアカットの写真を撮るのだが、それはまた来る次の機会を近づけるためオンラインのプロフィールに付け加えるという状態を得られる。要するに、口で説明しなくても一年前と同じ髪型になれるのだ。それ故、なんで全ての床屋はこれをしていないのだろうとおもわせるほどだ。
それはまた以下も意味する。お客様がウェブサイトでカミソリを買ったとしたら、床屋はその情報を元におすすめできる。それはデジタルをストア内体験に結びつける手軽な方法だし、お客様にも役に立つことだし、Harry’sがより良くクロスマーケを行える。
「たくさんのブランドがあなたの購買履歴を知りたがっている。 J.Crewに入った時、販売員はオンラインで私が何千ドルと使っていることを知らない。」とGin Lane digital creative directorのDan Kengerは言う。「それは床屋向けCRMのようなものだ。」
バージョン1だが、お客様のプロフィールを作り、その後にアップし、写真を保存し、メモを残すことをお客様に許可もらって床屋が使うことを意味している。彼らがそれを作り上げたので、お客さんのオンラインとオフラインの体験のギャップをなくすという特徴も増えた。
オフラインへの進出はワービーパーカーのフラッグシップストアとの比較をうまくかわしている。私は導入の文で示している!しかし、どちらのオフラインの場所も細かくデザインすることに細心の注意を払っているけれど目的は全く異なっている、とRaiderは言う。
「ワービーパーカーと違うところは、伝統的なストアだということ。お客さんはオンラインでオーダーし、我々はそれを送る。ここは体験するところ。全く違うモデルだ。」
床屋には実用的なところがある。全ての男性はいつでもヘアカットが必要だからだ。そしてコマースにコンテンツを注入するアプローチになっている。そのコンテンツはフルに没入できるライフスタイルブランド体験だ。同じ脈のなかで、 Harry’s はまたオンライン雑誌を出している。GQの記者のSean Hotchkissが編集する”5 o’clock”というタイトルのオンライン雑誌だ。しかし、床屋はHarry’sがエンドトゥーエンドの体験を届ける役割を持っている。
Raiderはこの時点でのMUや売上の具体的な数字は出さなかったが、予想していたよりずっといいと伝えた。
ストア内での体験を特別なものに、お隣さんのような雰囲気で在り続けるという興味の中でRaiderはHarry’sのお店の長期の話は5つの地域のどこか、20以上はないくらいを想定している、と言った。
「来年には別の地域、ということも考えていないわけではない、」と彼は言った。