新ECおもろ

ECのちょっと先の未来を妄想してます。

FacebookとeBayが提携, ソーシャルコマースに新風が吹くか?を見てのメモ

あまりにも今後のEコマースの未来について、示唆に富んだ記事だったので、メモしとく。

FacebookとeBayが提携, ソーシャルコマースに新風が吹くか?

eBayのCEO John Donahoe”消費者の買い物の仕方や代金支払いの仕方は、今後の3年間で、これまでの15年間にわれわれが見てきた以上の変化を遂げるだろう”。

これは全く同感。ソーシャルの世界は変化/成長のスピードをとてつもなく速くした。
ここでは買い物や代金支払いの仕方と言う表現だが、実際Eコマース市場と置き換えても良い気がする。
すなわち、今後3年ほどでいまのEコマースの市場規模と同規模のソーシャルコマース市場が出てきてもおかしくないと言うこと。

Eコマースに関わる人たちとってこれをチャンスと言わず何と言うんだろかw。

また今でもジンガやグルーポンのように信じられないほど凄まじいスピードで成長している企業はあるわけだが、今後さらにそれをも凌ぐ世界最速成長する企業が出てくるはず。

X.commerceのゼネラルマネージャMatthew Mengerinkも言うように、オンラインショッピングはいまだに、ソーシャルではなく、”きわめて個人的で孤独な”体験だ。

ホントにその通りだと思う。
今のEコマースは、ひとりが、ひとつの商品もしくは複数の商品を一度に買う、というのが基本。みんなで相談しながら買ったり、割り勘で購入したりは出来ないし、プレゼント的な事もイマイチ面白い贈り方は出来ない。

Facebookのモバイルマーケティング担当ディレクターKatie Miticは、同じInnovateの壇上で、ショッピングは本質的にソーシャルなアクティビティであり、人びとが”ソーシャルコマースで何ができるのか”を理解していくのは、やっとこれからだ、と主張した。

これから、というのが自分には響いたなー。
まさに成長分野と言う事。まだこの分野を代表するサービス/企業は出てきていないと言う事。
それなら、自分たちがやるしかないでしょw。

デベロッパたちにすすめているのは、もっと’ショッピング以前の’ソーシャルな経験について考えることだ”、と彼は言う。たとえば、そのオンラインストアでは、友だちと出会えるのか、商品等について友だちとだべれるのか、…そういったことが、店の認知度を高め、口コミを自然に広める。オンラインのショッピングがオフラインのそれと変わらない、楽しい体験になる。そして、売上が増える。それは、単純な”ほしい”ボタンや”持ってる”ボタンにできる機能ではないだろう。

まあ機能、ではないと思う。また必要な機能はいま揃い始めている。
機能で人はモノを買ったりはしない。人は気持ちで動くんだと思う。


示唆に富んでていろいろ思いが膨らみうまくエントリがまとまらなそうなので、メモ的に残す形にしました。
自分としては、Eコマースの未来が少し見えた気がします。


また、spicelifeでは今ソーシャルコマース市場に向けて新サービスを開発しています。
企画/商品開発職、エンジニア職でこの新しい分野で世界を変えたろう!という意気込みのある方はぜひtwitter(@yoshikawayasuo)から連絡ください。


ではでは。