新ECおもろ

ECのちょっと先の未来を妄想してます。

Warby Parker(ワービーパーカー)のTechCrunch2013/10/31記事訳

Warby Parker(ワービーパーカー)のTechCrunchの記事を意訳してく。

主に自分用(spice life用)なので、誤訳もあるかもしませんがあしからず。

 

今回の記事は若干横道にそれるが、面白い内容だったので残しておく。

 

techcrunch.com

 

タイトル:EC界のニューカマーGreats、スウィートで手頃なスニーカーを立ち上げ中

内容

オンラインのリテールスタートアップのための頼りになるビジネス戦略に急速になってきている“Warby Parker model”、そのページを作りに誰かが、ウィキペディア行ったのかもしれない。

 

最も最近にEC属に加わったのはGreatsだ。Greatsは8月にローンチしたメンズシューズブランドだ。その名前は、スニーカーの歴史において長続きするデザインを速く回転させていくという野心から来ている。それはデザインをマネしているかのように聞こえるかもしれないが、まあほとんどの靴のブランドは他のデザインを繰り返し使っている。ほとんどのメンズウェアのカテゴリとしても。クラシックはひとつもしくはもう一つの形を貫き通している。

 

彼らの商品は、LanvinBalenciagaのように高級なラインとして同じ設備で製造されているけれども、ゴールは無駄な部分をなくすことで低価格で高品質な商品を作り出すことにある。靴は$39から$190の間の価格帯で、アーリーアダプターが疑いようもなくスニーカー愛好家に向けてではないうえ、ターゲットは幅広い。

 

「我々は靴を男性のために作りたい。」と共同創業者のRyan Babenzienは言う。

 

Babenzienともう一人の共同創業者Jon Buscemiは靴業界の奴らだ。BabenzienはK-Swiss とPumaでブランディングとマーケティングを、BuscemiはGourmet Footwearという別の靴ブランドをすでに創業していた。

 

この前の4月にエンジェルラウンドとして$500,000調達したが、そしてその時点では銀行口座すら開設していなかった、とBabenzienは言った。8月6日のローンチまでベータ版として事前販売していたし3週間前にようやく配送を行うようになった。

 

ワービーのように、Greatsはプレスからのたくさんの注目を集めた。GQのブログでクールな好意的意見も含め。今はシードラウンドの調達を考えている。

 

なによりも、Greatsはレーベルになることを狙っている。クレバーなビジネスモデルを持つスタートアップではなく。我々が話をした時、Babenzienは何度も何度もブランドを作ることを繰り返していた。そしてもっと重要なこととして、製品のDNAが消費者に最初から容易に理解されるということだと確信している。

 

Greatsはそれぞれ3色展開ある2種類からローンチした。次の年には6種類追加する予定だ。初回生産はスニーカーに集中したが、ブーツなどを2014年末までには追加する予定。

 

現時点では、利益は60%だが、もっと高く出来ると彼らは考えている。

 

「これを$120で販売することもできた」、とBabenzienは履いていた$99の黒レザースニーカーを指して言った。「そして誰も何も言わないだろう。我々はリアルな意見をつくりたい」

 

長期的なロードマップの一部はGreatsをグローバル化することだ。すでにフランス、イギリス、アジア、オーストラリア、カナダからウェブトラフィックが来ていると言う。

 

「メンズのスニーカーや靴の文化はグローバルだ、5年以内に$100 millionの売上を作りたい。いままでの状況から考えて、それは達成できる。」という。

 

彼らはまた補助的なカテゴリも取り扱うつもりだ。例えば、靴下なんかは近いうちに取り扱いできるだろう。(他の何よりも戦略的なカテゴリだ)。バッグやスウェットが自然と次の展開になりそうだ。スニーカーは若者向け文化の一部なので、大学生くらいの男性は潜在的な市場として大きな割合を占める。靴から上の洋服を着させる機会を持っている。

 

彼らは4月から素早く動いている。オフラインの小売の世界にもうまく彼らの製品を投入するのに時間を無駄にしていない。11月9日には100平方のショップをWilliamsburg’s waterfrontの小さなガラスの壁で出来た複合施設にオープンしている。また彼らそのショップを”Field House”と呼び、ヴィンテージなアスレティック風なイメージを参考にしている。お客さんはそこで購入でき、それは彼らの商品を購入できる唯一のリアルショップとなっている。

 

そのお店だが、週末の12時から午後7時までしかオープンしていない。小売のお店として提供するというよりむしろ、顧客との接点、Greatsの靴をテストする、という視点でいる。

 

オフラインの場所を持つことは、いつも予定に入っていたけれども、それほど早くはやらないつもりだった。しかし、Williamsburgの場所は安かったし、賃貸もしていなかった。だから彼らは急いでそれを取得したのだ。

 

Greatsはまた、upscale LA men’s store Unionとフェニックスのスニーカーのメッカ、High Pointの2つに商品を展示しはじめている。どちらも販売用ではなく、他の人気のデザイナーのコンテキストの中でブランドを作ることを重視している。

 

メンズスニーカーの市場は大きいし彼らの靴はスウィートだ(女性向けは不運にもまだない)。オンラインを中心にしているファッションスタートアップの油断ならない一部はファッションの難しい部分の一部、ラインの声と美的な視点を見つけること、オンライン中心であろうとすることに集中することによく失敗する。若くクリエイティブなデザイナーは年がら年中ビジネスの洞察力がないことで失敗している。しかし、ファッションレーベルはタイトなブランディングと素晴らしい製品を通して、方向性と、達成可能目標が必要だ。Greatsのひとたちはそれを持っている。