新ECおもろ

ECのちょっと先の未来を妄想してます。

Warby Parker(ワービーパーカー)のTechCrunch2013/10/28記事訳

Warby Parker(ワービーパーカー)のTechCrunchの記事を意訳してく。

主に自分用(spice life用)なので、誤訳もあるかもしませんがあしからず。

 

今回の記事は若干横道にそれるが、面白い内容だったので残しておく。

techcrunch.com

 

タイトル:Harry’sが床屋をオープン。オンラインとオフラインの顧客行動の橋渡しを始める。

内容

ワービーパーカーがニューヨークにフラッグシップストアをオープンした数カ月後、共同創業者の Jeff RaiderはHarry’sをブリックアンドモルタルの方向をとった。

明日、その髭剃りを提供するスタートアップはSOHOに床屋とひげそりの”コーナーショップ”をオープンする。

 

その小さなショップはオールドスクールな彫刻の足置きのある2つの座席を用意している。その後ろにはつやつやした明るいオレンジとネイビーのカミソリのハンドル、身繕いのための商品の削ぎ落としたセレクションがある。“How to Stay Alive in the Woods”や、“The Craft of the Knot”と言った装飾的なコピーが明らかに紳士的な雰囲気を与えているとしても、それはクールだ。お客さんはオンラインでヘアカットや髭剃りの予約ができる。または、予約しにお店に立ち寄ることも出来る。

 

そのお店はいくつかのことを達成している。それはブランド体験だ。それはその瞬間に商品が売れ、憧れの強いHarry’sライフスタイルにお客様を熱中させる。そして、床屋のためのガイドアプリのヘルプがあれば、オフラインとオンラインの顧客行動のループをクローズする。

 

Gin Laneによってデザインされたアプリは素晴らしいものだ。床屋はお客さんのヘアカットの写真を撮るのだが、それはまた来る次の機会を近づけるためオンラインのプロフィールに付け加えるという状態を得られる。要するに、口で説明しなくても一年前と同じ髪型になれるのだ。それ故、なんで全ての床屋はこれをしていないのだろうとおもわせるほどだ。

 

それはまた以下も意味する。お客様がウェブサイトでカミソリを買ったとしたら、床屋はその情報を元におすすめできる。それはデジタルをストア内体験に結びつける手軽な方法だし、お客様にも役に立つことだし、Harry’sがより良くクロスマーケを行える。

 

「たくさんのブランドがあなたの購買履歴を知りたがっている。 J.Crewに入った時、販売員はオンラインで私が何千ドルと使っていることを知らない。」とGin Lane digital creative directorのDan Kengerは言う。「それは床屋向けCRMのようなものだ。」

 

バージョン1だが、お客様のプロフィールを作り、その後にアップし、写真を保存し、メモを残すことをお客様に許可もらって床屋が使うことを意味している。彼らがそれを作り上げたので、お客さんのオンラインとオフラインの体験のギャップをなくすという特徴も増えた。

 

オフラインへの進出はワービーパーカーのフラッグシップストアとの比較をうまくかわしている。私は導入の文で示している!しかし、どちらのオフラインの場所も細かくデザインすることに細心の注意を払っているけれど目的は全く異なっている、とRaiderは言う。

 

「ワービーパーカーと違うところは、伝統的なストアだということ。お客さんはオンラインでオーダーし、我々はそれを送る。ここは体験するところ。全く違うモデルだ。」

 

床屋には実用的なところがある。全ての男性はいつでもヘアカットが必要だからだ。そしてコマースにコンテンツを注入するアプローチになっている。そのコンテンツはフルに没入できるライフスタイルブランド体験だ。同じ脈のなかで、 Harry’s はまたオンライン雑誌を出している。GQの記者のSean Hotchkissが編集する”5 o’clock”というタイトルのオンライン雑誌だ。しかし、床屋はHarry’sがエンドトゥーエンドの体験を届ける役割を持っている。

 

Raiderはこの時点でのMUや売上の具体的な数字は出さなかったが、予想していたよりずっといいと伝えた。

 

ストア内での体験を特別なものに、お隣さんのような雰囲気で在り続けるという興味の中でRaiderはHarry’sのお店の長期の話は5つの地域のどこか、20以上はないくらいを想定している、と言った。

 

「来年には別の地域、ということも考えていないわけではない、」と彼は言った。