スパイスライフで働くエンジニアが嬉しく思っている9つのこと、を読んで
spice lifeの開発部長である@igaiga555さんが、先日
と言うエントリを書いてくれたので、それに対するエントリを自分も。
自分は、なぜそういう環境をつくろうと思ったのかについて書く。
開発環境の充実
マシンも、外部ディスプレイも、本人が開発効率を考えて必要なものを購入しています。マシンはMacが人気です。外部ディスプレイも使っている人が多いですね。2枚使っている人もいます。椅子も月に1台ずつ、本人の希望にあわせて購入しています。現在は邦明用にバロンが2台導入されています。また、空気清浄機があるのもとても嬉しいポイントです。
これは、やはりその人が開発しやすいように環境をセットアップするのが大事だと思っているので。時間というのは限られているわけで、その中でパフォーマンスを出すために必要な物はすべて用意すると言う考え。
いまのところエンジニアから欲しいと言われたものはすべて購入してるんじゃないかな。
椅子については、人が増えるときには椅子も買わないといけない(人数分しかない)ので、どうせ買うならいい椅子買うかー、それならすでに入社している人にいい椅子を買ってあげよう、という考えでその人にとっていい椅子を買ってもらうことにしてる。この、その人にとっていい椅子、というのがポイントで、値段が高い椅子がその人にとっていい椅子かどうかは分からないので、私が勝手に買うのではなく本人に決めてもらってる。
リモート勤務
週1回のリモート勤務が可能です。私は家で仕事した方が集中できるので、リモート勤務だと生産性もいいですし、なにより疲れにくいのが良いところ。通勤時間もないので自由な時間も増えますし。今後は日数を増やして、将来は週5日の完全リモート勤務も可能にしていきたいと考えています。ほか、交通事情や天候などで突発的にリモート勤務の方が良いと判断した場合はリモート勤務可能にしています。
今はたまに週2とか自宅作業してる人もいるのかなたぶん。
これは他人に迷惑をかけないならという前提で、ちょっと体調悪い時とか、こもって開発に没頭したい時とか、自宅で作業してオッケーにしてる。だって体調悪いのに混んでる電車乗って更に疲れて体調悪くなったりするなら、自宅で作業したほうが体にラクだし体調回復しやすいと思うし。
自宅作業時の作業内容も開発部でツール使って共有することにして、作業管理もうまくできている。
企画職を含めた進捗mtgなどがあるときは会社に来てもらわないと今は困るかなあというのがあるけど、これもスカイプで問題ないか試していく予定。
ただ、いまは会社に来て仕事するっていうこともしてほしくて、今の会社の規模だと顔合わせてランチしたり雑談したりしながらエンジニアの人間的な成長もサポートしていきたいと思ってるというのがあり。直接会って話すのって、やはり情報量が違うので。まあいずれは週5で自宅作業もできるようにしていく方向は間違いないですが。
ちなみに自分は自宅で仕事を長時間できないので(ソファで仕事になるので長時間キツイ疲れるとベッドに行きたくなるなど)、オフィスに来たほうが捗るんでよっぽど体調悪い時を除いてオフィスに来て仕事してる。なのでオフィスのほうが捗る派はオフィスに来て仕事してますよもちろん。
フルリモートで仕事することを試していく理由はもうひとつあるんだけどそれは省略。
クラウド補助金制度
社員が個人で使うAWSやGoogleAppsなどのクラウドサービスの利用料について、年間6万円を上限に補助金を出しています。
これはエンジニアとして個人的にチャレンジすることをサポートする、という意図でやりはじめた。もともと開発部から提案があった話で、いいなあと思いすぐに採用した制度。
カンファレンス、勉強会参加費の会社負担
RubyKaigi2014は全エンジニアが参加予定です。参加費は全て会社で出しています。RubyKaigi以外にも、有料のカンファレンス、勉強会の費用はほぼ全て会社で負担しています。4月にあったRubyConf台湾には社員2人(両邦明)が会社費用で参加しました。
spice lifeのエンジニアは勉強熱心で、いろんなカンファレンスに参加して勉強しようとしているのでそれをサポートするという意図。
特に海外のカンファレンス参加は人間的にも成長すると思ってるんで、英語を軽くでいいので学んでからぜひ参加して欲しいと思ってる。
そしてゆくゆくは海外カンファレンスにスピーカーとして参加するくらいになってもらえればw
体験の重視
社長の考えで「いろいろ体験しよう!」な方針です。Oculus Rift でみんなで3D体験してみたり、LittleBitsを買って電子工作ごっこしてみたり。RaspberryPiやArduinoとそのFelicaモジュールなどいろいろ買って遊んでいます。
体験するってすごい大事だと思う。例えば、Oculusなんてメディア記事見たり説明されたとしても体験してみないとその凄さが絶対分からないと思う。体験して新しいものに触れて新事業の種が見えたり、既存サービスへの改善ポイントが見えたりもするので、新しい面白そうなものは会社で買ってみんなで体験して色々話す、ってことを続けていくつもり。
エンジニア社員旅行
「体験の重視」にもつながるのですが、エンジニアとしての知見を広げるためにNYとシリコンバレーへエンジニア全員で社員旅行に行く予定です。どんな旅になるのか今から楽しみです。
9月に行く予定。NYCは一緒に仕事してるリエさんがスタートアップに取材に行ってるので時間あればNYCのスタートアップ紹介してもらおうかなと。
サンフランシスコも行くので、@jugyoさんにtwitter案内してもらおっとw。
みんながいろいろなことを感じて帰って来るでしょうね。それが仕事だけでなくいろんな面で活きると思う。
ちなみに、自分も行ったことないので楽しみ。
あと、合宿とかプチ合宿とかもオフィス離れてそのことに集中したいなという時に行ったりしてて、そのあたりは
あたりにも書いたのでよければ。
社内イベント
週1回、エンジニア全員でカフェへでかけてご飯を食べながらふりかえり会をしています。ここで話したことが実際に業務に取り入れられていくこともままあります。また、週1回みんなでランチに行きます。そのほかに、会社に出前をとってみんなで食べる恒例のランチ会もあります。いずれもお会計は会社で持ってくれます。知らないお店を開拓できるのも楽しみの1つです。
こんな感じ。
パーフェクトRuby on Rails読書会してる。ふむ、なかなかいいこと書いてあるな、とか言ってる。
福利厚生
弊社サービスtmixの全商品が作り放題です。Tシャツやポロシャツ、パーカーも作れます。会社そばのスポーツジムも利用できます。
また、オフィスでの飲み物やお菓子は全て無料です。冷蔵庫にはRedBullをはじめ、人気のペリエやドクターペッパーなどがあります。ウォーターサーバ−、珈琲メーカーや紅茶パックも。最近、エスプレッソマシンも導入されました。
もちろん、tmixでTシャツ、パーカーなど無料で作り放題。着るものに困らないw
自分もよく作ってる。
やっぱり自社サービスを使ってみるってすごく大事。せめて1回はお客様と同じ体験をしてほしいので、入社したらみんなに1枚は自分で作ってみてと勧めてる。
それで使いづらいところがあればそれは自分たちで直せるわけだしw。自分が気づいたところを直して更にお客様に喜んでもらえるならサイコーだと思う。
昼寝推奨
30分程度の昼寝を推奨しています。休んでスッキリした頭で開発できます。
この昼寝制度は眠い頭で仕事するなら、ちょっと休んでスッキリした後に仕事したほうが効率いいよね、という考え。
これ自分もそうで、 眠いなと思った時は気にせず昼寝してるw。
カンファレンスへのスポンサード
RubyKaigi2014、RubyWorldConference2014のスポンサーになっています。そのほか、TokyuRuby会議、各地のRailsGilrsも定期的にスポンサードしています。弊社ではオリジナルTシャツ作成サービスtmixを運営しているので、特にスタッフTシャツをこのサービスを使って応援することが多いです。
これはまあ少しでも会社の認知を広げたいということと、どっちにしろ参加するのでスポンサー特典あるならいっそスポンサーとして参加したほうがいいじゃん、という意図。
これからも採用し続けることもあり、もっともっとエンジニアが働きやすいやりがいのある環境作りを進めていきたい。そして開発部からもどんどん提案してもらえると嬉しい。
一緒に働きやすい良い会社にしていきたい。
あと、書いてきて@igaiga555のエントリであることに気づいた!それは、、、
9つじゃなく10コあるやん!w
ではまた。