まだやるか判断しちゃダメだろ、その段階で。
「○○からコンテスト的なものをやる協業の話があったので、ぜひやりたいと思うんですが。」
というので、どのくらい効果があるの?(何目的でやるの?)と聞いたら
「直接的な売上は少ないと思うんですが、今回は会員増を狙いたいと思います。そうすればその会員登録した人の中から後々買う人も増えると思うので。」
と言われた。
そうなんだ、まあんじゃどれくらい会員増を見込んで、その中からどれくらいが買うという見込み立てたの?と聞いたら、
「いや、そこまでは考えてません。」と。
いやいやいやいや。
まだやるか判断しちゃダメだろ、その段階で。
協業することでどのくらいの会員増を見込んでるか、その予想数がなければ、どの程度リソースを割くべきか分からないじゃん。予想数が少ない場合、やる意味ないかもしれないじゃん。
もっと言えば、予想数が妥当で、そこにかけるリソースも妥当、なのでやる意味があると判断できた場合も、
そこにかけるリソースを他にかけた場合と比較しないと。
同じリソースで他のことやったらそっちのほうが良い結果が出るのであれば、そちらを優先すべき。良い結果が出る方を後回しにしたらその分成長が遅くなる。良い手を打ち続けないと。
時間は有限なんです。
こういう考え方を自然にできるかどうかが、プロデューサー職(事業責任者)には必須だと思う。
ではまた。