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2013年12月に読んだ本感想まとめ

2013年12月に読んだ本。 

 

2013年12月は17冊。

 

落日燃ゆ (新潮文庫)  

読んだ。太平洋戦争の東京裁判において、A級戦犯として絞首刑に処されたただ一人の文官・広田弘毅氏の生涯を追った歴史小説。
はっきり言って全然前知識なく読んだわけだが(苦笑、重かったー。
A級戦犯ってなんか戦争を導いた悪いひと、的なイメージあったんだけど、この主人公は全然違うのね。むしろ戦争には反対で戦争を防ごうと動き回っていたもの凄い優秀な外交もできるひとだった。だが、結局戦争を止められなかった責任を取ったという。
なんか分からんが映画ダンサーインザダークがよぎったよ。
まーホント昭和初期は事件だらけ。この時代に生きたひとはそりゃーいろいろ胆力つくだろうなと思った。オレももっと動いて磨かないと。

 

戦略は直観に従う ―イノベーションの偉人に学ぶ発想の法則  

読んだ。直感、気づきから行動し大きく変わった例を載せてる。もちろん、だからなんでも直感を頼りに行動すればいいんだよ、と言う話でなく(^^。
偉人には直感からくるターニングポイントがある、という事実を伝えてる本。
自分が思うに、直感や気づきが実は正しいという結果にするためには、その裏にそれに関連しそうな知識や経験が豊富に無いと難しいと思う。 しかも知識経験からくる確信がなければそのまま行動に移せないと思うし。
なので量をこなしていろいろ世の中を知ることが大事だよね、ってことだと思うw。 

 

なめらかな社会とその敵  

読んだ。うちの会社(spice life)の取締役が著者。著者を知る自分としては、難解なんだろなーという先入観を持って読み始めたが、出だしそんなことはなく、むしろ言葉の使い方が心地よく、なんかずいぶん読んでて気持ちいい本やんか、と思ったのもつかの間、すぐに難解になり出したという本(^^;。。
数式などは読み飛ばしつつ、さらっとだが読み終えた。なんか急に終わるw。 第Ⅳ部が一番面白かったな。 。
著者とは知り合って4年経ち、身近にいることで知り得た断片的な情報がここでは体系的に書かれており、ここまでよくまとめあげたなあ、やっぱすげえな鈴木さんと感じ入った。 。
つっても万人にオススメはしないかなー。値段高いしw。 読みたければオフィスくれば貸します。 。
ちなみに、tmixについても真ん中辺で軽く触れられてます。

 

鈴木敏文の統計心理学〈新装版〉―データサイエンティストを超える仕事術  

読んだ。もっと得られるものありそうだなと思ってたんだが、そうでもなかった。 個人的には目次読めばそれでよかったかな、くらいの内容。 

 

魂の経営  

読んだ。本業が傾く中新規事業で復活を遂げた名経営者な富士フィルム社長の本。
名経営者の本結構読んでるけど、共通点がある。 やさしいが厳しい、勝ち(シェア)にこだわる、危機感を持っている、世界の中のいまの日本人の弱さ強さを知っている、など。
この本もそういう共通点の多い本だったな。 

 

イーロン・マスクの野望 未来を変える天才経営者  

読んだ。正直がっかりな内容。イーロンマスクを扱った本と言うことで期待しすぎたかな。 イーロンマスクを知らない人にはいいかもですが。 

 

ヒンシュクの達人 (小学館新書)  

読んだ。時事ネタをバンバン切ってく内容w。まあまあおもろい。 

 

グロースハッカー  

読んだ。これはおもしろい!いかにグロースハックと呼ばれる手法が従来のマーケティング手法と異なるかが分かる。 グロースハックの手法はネットサービスとの親和性が高い。というか、ネットサービスのための手法。
ネットサービスを急成長させたいのであれば、こういった事例を知ったり、考え方を理解するのは必須。ネット系自社サービス運営の人たちに超オススメ。 

 

爆速経営 新生ヤフーの500日  

読んだ。結構面白かった。元々Y!で仕事してた自分としては、他人事としてみれないんで客観的に見て面白いかは分からないけども。。。
あと、巻末のY!経営者がオススメする本は3分の1くらい未読の本があったんで、とりあえず購入した。参考になった。  

 

世界を変えるITクリエイターの力

読んだ。まったくもってつまらない。ジョブスの話とかもう他でかなり言われている内容。ウェブ業界でよく聞く話のまとめなのかこの本? 自分としては得るものが何も無い本だった。 

 

よき経営者の姿 (日経ビジネス人文庫)  

読んだ。いい!特に前半が自分的には勉強になった。思ってはいるんだが、うまく言葉として形に出来ない考えを、この本は具体的にしてくれた。 よき経営者になりたい人は必読。 

 

なぜ「あれ」は流行るのか?―強力に「伝染」するクチコミはこう作る!  

読んだ。基本的にいい内容。だけど、もっと抑揚をつけて書けばもっと分かりやすい本になったと思うなこれ。
重要な部分とそうでない部分がフラットに書かれていて、重要じゃなさそうだなと思ったときにはサササと読み進める読み方の自分としては読み戻りが多い本だった。 

 

グリード 上  

読んだ。ハゲタカ鷲津の続編。最初はううむイマイチ、事実は小説よりも奇なりか・・・と思ったが、途中から小説的に面白くなる。 下巻にも期待。  

 

三谷幸喜 創作を語る  

読んだ。三谷幸喜の成長の軌跡が載ってた。脚本の作り方とかも書いてあっておもろかった。 

 

キレるソフトバンク  

読んだ。うーん、この内容でこの価格はちょっと高い。想像できる内容でしかなかった。 

 

グリード 下  

読んだ。途中中だるんだ気がするが、最後は面白かった。 このシリーズはなんだかんだでこれからも読んでしまいそう。 

 

リー・クアンユー、世界を語る  

読んだ。シンガポール建国の父・リー・クアンユーが今と未来の世界を語ってる。 これはやばい。スゴいわこの人。これからの未来の世界がどうなっていくのかを俯瞰で知りたい人は必読です。