新ECおもろ

ECのちょっと先の未来を妄想してます。

ポンパレってホントに50万販売できると思ってたんだと思う

11月10日にフラッシュマーケティングサービス(グルーポン系)のポンパレが以下のお詫びとお知らせを出して以降、いろいろ話題になってましたが
ハーゲンダッツ ギフト券販売についてのお詫びとお知らせ


「50万も行くわけないでしょ、最初から分かってたじゃん。このお詫びすら話題づくりでしょ?」


といった内容もちらほら見かけ(以下togetterにまとまってます)
『ハーゲンダッツを100円で、50万販売』を目指したリクルートのグルーポンサービス「ポンパレード」は期限までに規定数に到達せず

ほんとにそうなんかな?と思ったのでちょっと調べてみましたよ。

で、いきなり私の結論ですが、


50万ホントに行くと思っていたんだろう

と思いました。

■なぜそう思ったか?

たぶん50万人に売れる商品はどんな商品か、
この商品ならどのくらい売れるのか、とか最初に考えてると思うんですよ。
(逆にいえば、どのくらい売れるかでポンパレ祭り商品を決めているかもしれない)


要は販売する商品に魅力がなければ、売れないわけなので。

となると、ハーゲンダッツってどのくらい売れてるのか?
が分かると50万という数字の妥当性が分かるかなと考えました。


で調べてみたら2007年度の資料ですがwikipediaにありました。
ハーゲンダッツジャパン(wikipedia)

それによると、売上高は何と438億円!


仮の話、シンプルに考えて卸値高めに設定して1つ200円とすると
年間2億個販売してることになります。

アイスなので季節変動はかなりありそうですがw、
今の時期が平均並とすると1日に55万個売れていることになります。


1日に55万個も売れている商品なら、かなりお得に買えるのだからこの期間で50万(100万個)売れる可能性は十分ある
と考えても不思議ではないと思います。
ハーゲンダッツの売上から、あり得ない数ではないと。


というわけで、

さすがにこのお詫びは話題作りではないだろ。。。

と思ったのでした。


むしろ、はやめに50万に到達できなさそうなことを察知し
お客様に迷惑をかけないために制限をなくしたことは
よい対応だったのではと思います。



ではまた。